【駄文注意】ZENブロック追悼企画・ボロスと俺・2【SS】
2011年9月22日 MTG コメント (4)さて、まだまだ続きますお( ^ω^)
前回:ボロスと俺・1
http://kajikajikojikoji.diarynote.jp/201109212142593655/
それではどうぞ。
――上陸――
―――― 上陸ボロス。
赤と白の2色で構成されたビートダウンデッキ。
ZENブロック参入時からあるアーキタイプで、ステップのオオヤマネコや板金鎧の土百足、ゴブリンの先達等の軽量クリーチャーと、稲妻、未達への旅等の軽量除去を擁する。
フェッチランドを使って強化された軽量クリーチャーと軽量除去で一気に相手のライフを削りきるデッキである。
この時はM10と共に、ゼンディカーの1つ前のアラーラブロックもローテーション落ちしていた。そのため、上陸ボロスのパーツだったイーオスのレインジャーや復讐のアジャニ等のカードも無くなり、比較的安く組めた。
今度はフェッチランドもちゃんと12枚揃えられたし、VAMPの時のようにはならないはず!
やってやるぜ!!!
実際にプレイしてみる。
ところが・・・
カジ「じゃあ始めるぜ!まず山をセットして・・・ゴブリンの先達をプレイ・・・。」
ボロス「ちっっっがーう!!」
カジ「・・・え?」
ボロス「何でゴブリンの先達を先に出すの?その手札ならステップのオオヤマネコが先でしょ!」
カジ「だって速攻付いてるし・・・」
ボロス「フェッチを使えば打点は1T目にネコ、2T目に先達出してアタックしたほうが上回るでしょうが!」
カジ「あ~、そっか。なるほど。」
ボロス「あんたほんとにビート使い?ったくもう・・・まぁ使いたてだし仕方ないか・・・。」
またあるときは・・・
カジ「お~し、ここで土地を引ければ・・・」
ボロス「なんかもうアタシ今日やる気ないわ~。シャッフルされすぎて疲れたし。」
カジ「ドロー!・・・えwちょwここで引きたいのはムカデじゃなくて土地・・・」
ボロス「あ~、眠い。もう無理ッス。」
カジ「オィィィィィ!!頼むよ!あと一押しなんだよ!」
相手「審判の日をプレイします。」
カジ「」
またまたあるときは・・・
カジ「コーの空漁師をプレイ。土地戻します~」
ボロス「(#^ω^)ビキビキ」
カジ「え?w」
ボロス「あんたバカぁ?!この場面は未達を戻すとこでしょ!さっきトークン相手にプレイしたんだから!」
カジ「あ・・・」
ボロス「しかもこのターン既に土地セットしてるでしょ!土地伸びないじゃない!」
カジ「あ、そういえば・・・」
ボロス「アタシが気合入れてやってんのに・・・!次やったら土地しか引かせないようにしてやる!(グギギ」
カジ「ヒィィィィィ!!(気まぐれだなぁ・・・)」
とまぁデッキの性能(気まぐれ加減)もさることながら、人間性能に左右される部分もかなりあったのだった。
いつもいつもごめんねボロス。
なかなか勝ちに恵まれないのは君のせいじゃない。
俺のプレイングと右手が弱いせいなのだ。きっと。
でも君と一緒にいると本当に楽しくて、大会でも緊張なんて忘れちゃうくらいだった。
そんな俺達もなんだかんだで去年からずっと、
Finals予選&ゲートウェイ、ゲームデイ、日本選手権予選・・・一緒に戦い続けてきた。
勝利も敗北も、同じくらい味わってきた。
初手のキープ基準、プレイング、サイドボーディング・・・。
長く付き合う中で、上陸ボロスの大部分を理解できてきた。
こんな俺のプレイングが多少はマシなものになったのも、君のおかげだと思う。
――そんな、
カジ「今日は出て良かったわ~。最初はファイクルにぬっ殺されたけど、何とか3-1。」
ボロス「アタシがあの時、忘却の輪を引かせてあげてなかったらあんた死んでたでしょ
もう。刃砦に殴られてw」
――いつもの、
カジ「いや、あれは俺の右手の力だからw」
ボロス「デッキに4枚も入ってるカードを5Tまで引けないあんたの右手なんかに頼れません~w」
――大会の後の、
カジ「だったら1マッチ目のファイクルも何とかしてくれよ。」
ボロス「メインにもサイドにも対処できるカード入ってないのにどないせいっちゅうねん!ア゙ァ゙ン?!」
――長く短い帰り道。
カジ「うっ・・・ま、まぁいいじゃないか!こうしてプロモもゲットできたしね!次は何の大会出ようかな~。」
ボロス「!・・・そうね・・・。」
カジ「あ・・・。」
・・・2人ともわかっていた。
いつかはこの時が来ること。
ただ、お互い決して口には出さなかったが。
始まりがあれば終わりもある。
それは必然。
ネット上では既に次期エキスパンション、イニストラードのスポイラーが公開され始めていた。
To Be Continued...
前回:ボロスと俺・1
http://kajikajikojikoji.diarynote.jp/201109212142593655/
それではどうぞ。
――上陸――
―――― 上陸ボロス。
赤と白の2色で構成されたビートダウンデッキ。
ZENブロック参入時からあるアーキタイプで、ステップのオオヤマネコや板金鎧の土百足、ゴブリンの先達等の軽量クリーチャーと、稲妻、未達への旅等の軽量除去を擁する。
フェッチランドを使って強化された軽量クリーチャーと軽量除去で一気に相手のライフを削りきるデッキである。
この時はM10と共に、ゼンディカーの1つ前のアラーラブロックもローテーション落ちしていた。そのため、上陸ボロスのパーツだったイーオスのレインジャーや復讐のアジャニ等のカードも無くなり、比較的安く組めた。
今度はフェッチランドもちゃんと12枚揃えられたし、VAMPの時のようにはならないはず!
やってやるぜ!!!
実際にプレイしてみる。
ところが・・・
カジ「じゃあ始めるぜ!まず山をセットして・・・ゴブリンの先達をプレイ・・・。」
ボロス「ちっっっがーう!!」
カジ「・・・え?」
ボロス「何でゴブリンの先達を先に出すの?その手札ならステップのオオヤマネコが先でしょ!」
カジ「だって速攻付いてるし・・・」
ボロス「フェッチを使えば打点は1T目にネコ、2T目に先達出してアタックしたほうが上回るでしょうが!」
カジ「あ~、そっか。なるほど。」
ボロス「あんたほんとにビート使い?ったくもう・・・まぁ使いたてだし仕方ないか・・・。」
またあるときは・・・
カジ「お~し、ここで土地を引ければ・・・」
ボロス「なんかもうアタシ今日やる気ないわ~。シャッフルされすぎて疲れたし。」
カジ「ドロー!・・・えwちょwここで引きたいのはムカデじゃなくて土地・・・」
ボロス「あ~、眠い。もう無理ッス。」
カジ「オィィィィィ!!頼むよ!あと一押しなんだよ!」
相手「審判の日をプレイします。」
カジ「」
またまたあるときは・・・
カジ「コーの空漁師をプレイ。土地戻します~」
ボロス「(#^ω^)ビキビキ」
カジ「え?w」
ボロス「あんたバカぁ?!この場面は未達を戻すとこでしょ!さっきトークン相手にプレイしたんだから!」
カジ「あ・・・」
ボロス「しかもこのターン既に土地セットしてるでしょ!土地伸びないじゃない!」
カジ「あ、そういえば・・・」
ボロス「アタシが気合入れてやってんのに・・・!次やったら土地しか引かせないようにしてやる!(グギギ」
カジ「ヒィィィィィ!!(気まぐれだなぁ・・・)」
とまぁデッキの性能(気まぐれ加減)もさることながら、人間性能に左右される部分もかなりあったのだった。
いつもいつもごめんねボロス。
なかなか勝ちに恵まれないのは君のせいじゃない。
俺のプレイングと右手が弱いせいなのだ。きっと。
でも君と一緒にいると本当に楽しくて、大会でも緊張なんて忘れちゃうくらいだった。
そんな俺達もなんだかんだで去年からずっと、
Finals予選&ゲートウェイ、ゲームデイ、日本選手権予選・・・一緒に戦い続けてきた。
勝利も敗北も、同じくらい味わってきた。
初手のキープ基準、プレイング、サイドボーディング・・・。
長く付き合う中で、上陸ボロスの大部分を理解できてきた。
こんな俺のプレイングが多少はマシなものになったのも、君のおかげだと思う。
――そんな、
カジ「今日は出て良かったわ~。最初はファイクルにぬっ殺されたけど、何とか3-1。」
ボロス「アタシがあの時、忘却の輪を引かせてあげてなかったらあんた死んでたでしょ
もう。刃砦に殴られてw」
――いつもの、
カジ「いや、あれは俺の右手の力だからw」
ボロス「デッキに4枚も入ってるカードを5Tまで引けないあんたの右手なんかに頼れません~w」
――大会の後の、
カジ「だったら1マッチ目のファイクルも何とかしてくれよ。」
ボロス「メインにもサイドにも対処できるカード入ってないのにどないせいっちゅうねん!ア゙ァ゙ン?!」
――長く短い帰り道。
カジ「うっ・・・ま、まぁいいじゃないか!こうしてプロモもゲットできたしね!次は何の大会出ようかな~。」
ボロス「!・・・そうね・・・。」
カジ「あ・・・。」
・・・2人ともわかっていた。
いつかはこの時が来ること。
ただ、お互い決して口には出さなかったが。
始まりがあれば終わりもある。
それは必然。
ネット上では既に次期エキスパンション、イニストラードのスポイラーが公開され始めていた。
To Be Continued...
コメント
期待大
ボロスのデッキ性質上、気まぐれキャラな設定にしてみましたw
初めて出た大会で一緒に出た友人がボロス使ったが山入れ忘れてたの思い出しました。台地4山2て…
山少ないw ウチのボロスは平地5、山5ですね~。